フットサル
「フットサル」はサッカーを表すスペイン語の「futbol」と室内を表すポルトガル語の「sala」から作られた造語です。ヨーロッパや南米の各国でおこなわれていたミニサッカーのルールと競技名称を、1994年にFIFA(国際サッカー連盟)が統一しました。
ごく簡単に言うと5人制のミニサッカーのようなもので本来は室内でおこなうスポーツですが、現在日本では体育館や屋外の人工芝でおこなわれており(ピッチの大きさはサッカーの8分の1くらい)、オフサイドなし、選手交代自由、スライディングタックルなどの接触プレーを反則とするなどルールが工夫されているため、ジュニアから中高年、また女性でも気軽に参加できるスポーツとして人気が出てきました。また、技術的には11人制サッカーの練習アイテムとしても有効と思われます。
世界でのフットサル
フットサルは呼び名は違えど、世界のいろんな国で楽しまれています。
イタリアでは『カルチェット』オランダでは『ザール』スペインでは『フットボールサラ』などと世界各国で呼び名は違いますが、サッカー人気の高い国は往々にしてフットサルも人気があります。
なかでもブラジルでは特に人気があり、街を歩けば、子ども達がフットサルに興じる姿を見ることができます。
フットサルはプロや大人だけじゃなく子供にこそやって欲しいスポーツとして薦められています。
なぜなら、フットサルは、サッカーの基本となる技術を凝縮して作られたようなスポーツだからです。
幼い頃からフットサルをやっていれば、パスやシュートの精度、瞬時に最良のプレーを選択する戦術眼、敵に囲まれても絶対にカットされないキープ力などが自然と身につくのです。