オリンピックの歴史(冬季)

前のページで夏のオリンピック(夏季オリンピック)について紹介しましたが、ここでは冬のオリンピック(冬季オリンピック)について紹介したいと思います。

冬季オリンピックは1924年にフランスの「シャモニー」という都市で開催されました。
その後2018年に韓国で開催された平昌オリンピックまで合計23回開催されました。
次の冬季オリンピックは2022年に中国の北京で開催されることも決定しています。

実はこの北京ですが、夏季オリンピックと冬季オリンピックの両方を開催する初めての年になりました。
尚、1940年に日本の札幌、1944年にイタリアのコルチナ・ダンペッツオで開催されることが決定していましたが、どちらも第二次世界大戦の影響で開催が中止になりました。
(その後札幌は1972年に、コルチナ・ダンペッツオは1956年に開催されました)

また1992年フランスのアルベールで開催されたオリンピックまでは夏季オリンピックと同年開催でしたが、1994年ノルウェーのリレハンメルで開催されたオリンピックから夏季オリンピックの中間の年に開催されることになりました。
日本が初めて参加した冬季オリンピックはいつかご存じでしょうか。

実は1928年開催の第2回スイスのサンモリッツ大会に初めて参加していました。
その時はスキーのノルディック種目に6名の選手が参加しており、当時はまだシベリア鉄道を経由して開催地に入るという非常に過酷な条件でした。
日本人選手が初めてメダルを獲得したのは、1956年開催の第7回ルチナ・ダンペッツオオリンピック大会で、猪谷千春選手がなんとアルペンスキーの男子回転で銀メダルを獲得したんです。

その後有名なメダルといえば1972年開催の第11回札幌大会の男子スキージャンプ競技ではないでしょうか。
笠谷選手が金メダル、金野選手が銀メダル、青地選手が銅メダルを獲得し、なんと表彰台を独占しました。
日本人選手が冬季オリンピックで表彰台を独占したの後にも先にもこの時だけでした。
ここから有名な「日の丸飛行隊」という名前がついたんです。

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