テニス
日本でも老若男女問わず人気のスポーツがテニスです。平日・休日問わずテニスを楽しむ人は多く、サッカーやバスケットボール、野球などとことなり、年を重ねてもご自身でプレーできるスポーツです。
ここではテニスの歴史について紹介していきたいと思います。
■テニスの起源
意外化もしれませんが、実はテニスが始まったとされている歴史は紀元前のエジプトだと言われています。ただし今のような1対1で行うような形式ではなく、複数が単純に球を打ち合うだけだったともいわれており、その様子は壁画にも残っています。
現代のような形式になったのは11世紀~12世紀にフランスの貴族が手のひらや手袋を使ってボールを打ち合って楽しむというのが始まりといわれています。
その後16世紀になると「「ジュ・ド・ポーム」」の別名で親しまれるようになり、徐々にコートも拡大され、各地で大会が開催されるようになりました。
■テニスの語源
テニスの語源は諸説ありますが、「ジュ・ド・ポーム」の掛け声がルーツといわれております。
サーブを打つ時のenez(トゥネ)という掛け声が、イギリス人には、tenets(テネッツ)と聞こえたそうです。
■日本での歴史
日本にはいつテニスが入ってきたのでしょうか。日本にテニスが伝えられたのは1878年の事でした。当時の文部省が体育の教員要請を模索していたところ、アメリカ人のリーランドという教師を呼んでテニスを紹介し、学校教育の一環としてテニスの指導が始まりました。
ただし、当時のテニス用品は非常に高額だったため、文部省が想定していたほど一般には普及せず、代わりに玩具用のゴムまりを使用した軟式テニスの方が馴染み深くなり日本全国に広まっていきました。